2010年1月12日火曜日

Bretが復帰したので、"The Original Screwjob"を投稿してみた。

【ニコニコ動画】【WWF】 The Original Screwjob in New York, 1985【歴史資料】 を投稿してみました。
youtube 拾いものです。

Full Version: http://www.youtube.com/watch?v=KRWWhzk3Uxs
Wendi の Shoot Interview: http://www.youtube.com/watch?v=--vkhYnE8Ls

 町山智浩氏が著書「USAスポーツ狂騒曲」の中で、この "The Original Screwjob"に触れているんですが、「シンディ・ローパーと共演するなどしてスター気取りになったウェンディが師匠であるムーラに礼を欠くようになり、多額のギャラやチャンピオンのままでの引退を要求するウェンディに怒っていたビンスの指示で、screwjobが行われた。60歳のムーラにガチを仕掛けられて、ボロボロにされたウェンディは業界から消えた」といった主旨の書き方をしています。
……でも、ボロボロにされてないよねw あと、WWFからは消えたけど、87年までは現役だったそうです。
町山氏の著書は面白いけれど、本・映画・ドラマ・事件の紹介については、嘘がかなり混じっているから、自分で確かめてみる必要がありますね。

 ウェンディとWWFの契約のトラブルというのは、ウェンディ側は「5年契約がまだ終わっていない」と主張し、WWF側は「契約が切れるから、新しい契約書にサインしろ」と主張していたらしいですね。ブレットが1997年に置かれていた状況とはだいぶ違います。
金銭トラブルもあったようです。ウェンディ自身のインタビューによれば、「シンディ・ローパー絡みのストーリィで、TV出演が続き、夜も昼も必死で働いていたのに、一切報酬が支払われなかった」とか。(もともとの契約外の仕事だったようですが。)
 ともかく、ウェンディからベルトを取り上げて、WWFから追い出そうというプランをビンスが練り、ファビラス・ムーラ(当時60歳ぐらい)が協力したわけです。ブレットがビンスにはめられる12年前になります。

 Montreal Screwjob については、自分は「ブレットのわがまま」が一番の原因だと思っています。「ブレットの油断」「ブレットの甘え」とかも原因でしょうね。
ウェンディがはめられた1985年当時、既にブレットはWWF入りしています。ウェンディがはめられたのは現場に近いところで見聞きしていた筈なんですね。ビジネスのためになら、ビンスが何でもすることはわかっていた筈……なのに、油断してしまったのは、「疑似親子関係」みたいな親密な時代があったせいでしょうか、わかりません。

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